もしも明日が…。という歌がある。
「…」が意味深で、この歌は「愛する人」へ向けた歌のようだが。
「晴れならあの場所」
「雨ならそばにいて」
今日が終わると、夢で逢い心に灯をともそうのように続く。
灯は灯す(ともす)と書くから、二重表現ではないのか?それとも強く印象付ける意図があるのか?
逢うとは偶然を意味するの様だと思うから、夢でと書くとそうなんだな。
そして、
「風なら呼びにきて」
と一番が終わる。天気というより、天候という感じか、風という表現が不思議に感じた。
天気と天候の違いは?
「天気」は空の様子
「天候」は空模様。一定の期間の。天気と気候の中間。
とあった。違いはその日であるか、数日、数ヶ月かの違いみたいなのだが、ようわからんけども。
何だろう。明日の天気とか一週間の天気とも言うけど、天候予報とは聞かない気がする。
晴れと雨は天気とすると、風は?語呂合わせなのかもしれないな。
2番は、
「季節が変わったらあの歌を」
「手紙を書いたなら逢いにきて」
今日の日を想い出に残し、心の垣根に花を咲かせようと続き、
「涙がこぼれたらなぐさめて」
と終わり、最後はAメロをリフレインといった感じの歌詞となっている。
ここでも、「今日」と「の日」という二重表現なのでは?という言葉が使われている。
こうなると、意図して入れたという事だな。
「手紙を書いたら逢いにきて」というのも不思議な感じがする。逢うは偶然のようなイメージだが、手紙を書くというのは現実的で、相手が手紙を書くのではなく、自分が手紙を書いたら、私の夢の中に逢いに、つまりは、夢に出てきてという意味なんじゃないかな。
あの歌も、なぐさめても、相手にして、ということだから、この歌詞は片思いか、もしくは亡くなった人へのメッセージだと感じた。愛する人=亡くなった人、と想像することもでき、逢いに=夢の中で、とするとこの歌は切ない曲調とぴったりだな。
しかし、風なら呼びにきて、のところはどうもしっくりこないなぁ。どんな意味が込められているのだろうか…。
追記
作曲は三木たかしで、愛や恋をテーマにした曲が多いようにも感じるが、時代が違いすぎてわからない。作詞は荒木とよひさで、有名な四季の歌を作詞作曲している。他にテレサ・テンなんかもあった。